マスター・ルシアー百瀬恭夫氏の手によるカスタム・オーダー品です。本当にすごく良いギターです。驚きます。弦を色々試すと高価なクラシックギターを弾いてるかのような音まででます。某楽器店のヘッドウェイ・マニアな担当者が、マーチンD-18の各年代の良い所をチョイスしオーダーした1本とのこと。TOPはサウンド特性が戦前のアディロンダック・スプルースに最も近いカルパチアン・レッド・スプルースを百瀬氏自身が厳選SIDE＆BACKにはホンジュラス・マホガニーを使用NECKもホンジュラス・マホガニー、指板＆ブリッジには漆黒のエボニーがヒューチャリングされています。ヘッド形状は60年代マーチンのような角の丸いヘッドにし、ヘッド・プレートにはマダガスカル・ローズウッドを使用。表にはヘッド・ロゴは無く、ヘッド・バックにシンプルなデカール・ロゴが入れられています。ペグはゴトーのオープン・バック、ネック幅は44.5ｍｍのソフトVシェイプ、645ｍｍスケールにロング・スロット・サドルという仕様。外観的にはプリ・ウォーD-18の雰囲気ですが、ブレーシングはあえてセミ・フォワード・ノン・スキャロップを採用し、百瀬氏が得意とする煌びやかだけど芯の太い骨太なサウンドになっています！そのサウンドはマホガニー・ボディーらしいクリアーで透明感のあるサウンドながら、ねっちりとした芯の太さが有り、且つ倍音感豊かな煌びやかさもたっぷりの極上サウンドに仕上がっています！ヘッドウェイらしいテンション感のある音の立ち上がりにクリアーでクセの無い倍音感が加わり、野太くも華やかなサウンドで、フラットピックで掻き鳴らせばうるさい位にラウドに鳴ってくれ、フィンガーで爪弾けば、マホ特有のしなり感があり包容力の有る美しいサウンドを奏でます！楽器のコンディションは素人目ですが悪くないと思います。フレットもまだ残っています。鳴りもまだ比較的新しい鳴りがします。これから弾いて自分の音になっていくと思います。本当に手放したくなかったのですし、2度と手に入らないスペック、サウンド、鳴りのギターです。現在同じスペックで百瀬さんにオーダーすると60万超え必至とのことです。オリジナル・ハード・ケース付きSN:1839