metal machine music lou reed ルー・リードRCA-9111-12(CPD2-1101)元ベルベットアンダーグラウンドのリーダー、ルー・リードが1975年になぜか発表したノイズミュージック。インダストリアルロックの元祖とも言える2枚組アルバム。ジャケにも「アミノβリング」とか有機化合物の化学式(アミノプロピルうんちゃら)とかが書いてあるように、ドラッグによるトリップ感覚の再現を狙ったと思われ、興味深い作品です。ハクスリー「知覚の扉」とかああいう世界。時代を先取りしすぎていたせいか(婉曲表現)、米国RCAは市場からアルバムを回収したとか。そういう経緯のあるアルバムだけに、世界的に残存は超希少。比較的手に入りやすい後年発売のCDは1枚組。オリジナルの2枚組アナログ盤は、まず見ない。加えて出品物は日本盤(邦題「無限大の幻覚」)で、さらに貴重。多分今後出てこないんじゃないかと思います。日本盤なので、日本語解説付き。見開きジャケット表面左上に謎の白札のようなものがありますが、あれはシールとかそういう後付のものでなく、ジャケットに印刷されている純正表示です。随分前に購入後、コレクションとして長期間個人保管してきた品。家には喫煙者・ペットはいないため清潔です。