ホイヤーデイトナ Ref.110 203 B 自動巻ケース幅約39mm（リューズ含まず）シリアルNO.348951（1970年代後半製造）ブレスのコマ数は18コマ＋余りコマはありません。※専用ブレスで大変貴重な物ですが、少々短めで　腕回り19cmの私で指１本隙間に入るぐらいです。機械は正常に動いており、クロノグラフのスタート、ストップ、リセットも全て正常に機能しています。この時計はヴィンテージホイヤーの中でも特に珍しく、ロレックスのデイトナほど評価はされていませんが、70年代当時のテイストを味わえる非常に味わいのある時計かと思います。ケースとブレスが一体化され、柔らかな曲線とヘアラインで仕上げられたこの時計は、当時としては斬新なデザインのものとなります。文字盤は中心からエッジに向かって濃くなるブルーは非常に綺麗で、インデックスや時分針の夜光で欠けているところは無く均一に焼けています。1976～80年に生産されたこの時計は、当時では非常に珍しいマイクロローターを使用した自動巻クロノグラフムーヴメントcal.12を搭載した時計です。リューズが左側についており、これには諸説ありますが、元々クロノグラフ機能がついていない機械に無理やり載せたことからリューズが左側になったというのが、有力だそうです。昨今、風変わりな時計を高く評価するヴィンテージコレクターの間では評価が高くなりつつある時計の一つとなっています。オーバーホール歴に付いては、昨年末ごろに静岡にあるとある修理店でしてもらっております。入手経路については、かなり前に大阪にあるショップで購入しました。ケース全体には小傷が多数あり、ブレスも少々短めなので、今回この値段で出品しております。まずは画像で確認の上、納得できる方のみ購入をお願い致します。時計の状態に付きまして、アンティークということを十分理解していただいた上で、すり替え防止の観点からNCNRでお願い致します。変なこだわりのある方や、強い方、自己解釈をされる方、お店と同じサービスを要求される方にはお勧めできません。